Bybitはアルゴリズム取引で最も人気のある取引所のひとつです。手数料が低く、USDT無期限(パーペチュアル)契約の流動性が厚く、APIも安定しています。しかし多くのトレーダーが行き詰まるのは、どの自動売買戦略を選ぶかという段階です。

本記事では、Enlikoで使える7つの戦略のうち5つを取り上げます(残りはSocialとManualです)。それぞれがどんな場面で機能し、どんな場面で機能しないかを率直に書きます。取引にはすべて大きなリスクが伴います。これらは道具であって、保証ではありません。

リスク警告: どの取引戦略にも、大きな金銭的損失を被るリスクがあります。バックテストの過去成績は将来の結果を保証しません。失っても生活に支障のない資金以外では絶対に取引しないでください。

なぜBybitで自動売買戦略を使うのか

裁量取引には構造的な弱点があります。人間だということです。疲れ、感情に流され、エントリーを見逃します。適切に設定された自動売買戦略は、24時間365日、毎回まったく同じロジックを迷いなく執行します。

BybitのUSDT無期限契約が自動化に向いている理由は次のとおりです。

Bybit向けの5つの戦略

1. OI(未決済建玉)戦略

OI — 未決済建玉(オープンインタレスト)戦略

リスク水準
中
得意な相場
トレンド
シグナル頻度
低〜中
主な時間足
15m〜1h

OIはデリバティブ市場全体の未決済建玉の合計を追跡します。大口が新規に建玉を作るとOIが急増します。この戦略は、大口のフローに方向性があるとみて、その急増と同じ方向にエントリーします。明確なトレンドの局面で最も機能し、出来高の薄い横ばい相場では苦戦します。

未決済建玉(オープンインタレスト)は、仮想通貨で最も信頼できる先行指標のひとつです。価格と違い、OIは実際に投下された資金量を映します。Bybitのオープンインタレストが急上昇する一方で価格が底堅い、あるいはブレイクアウトしている場合、それは個人のFOMOではなく本物の玉の積み上がりを示唆します。

OI戦略は一般に次のように動きます。

  1. 短い時間枠でのOIの変化量を、出来高およびオーダーフローのフィルターと併せて計測する
  2. OIの増加がしきい値を超え、かつ価格の方向性が確認できたときにトリガーする
  3. 設定した損切りと利確(固定%またはATRベース)を適用し、リスク%からロットを算出する

2. RSI + ボリンジャーバンド戦略

RSI+BB — 平均回帰

リスク水準
低〜中
得意な相場
レンジ
シグナル頻度
中
主な時間足
5m〜1h

RSIの売られすぎ・買われすぎゾーンと、ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)の端を組み合わせます。両方の指標が反転ポイントを示したときにエントリーする、広く使われている平均回帰型のアプローチです。バンド内で値動きが往復するレンジ相場で最も機能しやすく、強いトレンドでは苦戦します。

RSI+BBは、方向観に自信がないときに使う戦略です。相場が平均に回帰しようとする自然な性質から利益を狙います。RSIの極値とバンドへのタッチという2つの条件を同時に求めることで、片方の指標だけなら出ていたシグナルの一部を除外できます。その代わり、トレード回数は減ります。

3. フィボナッチ・リトレースメント戦略

Fibonacci — トレンドの押し目・戻りエントリー

リスク水準
中
得意な相場
トレンド
シグナル頻度
低
主な時間足
1h〜4h

大きなトレンドの後に、主要なフィボナッチ・リトレースメント水準(38.2%、50%、61.8%)を特定します。その押し目・戻りでエントリーし、主要トレンドの継続を狙います。シグナル頻度は低い一方、条件が揃ったときのセットアップの質は高くなります。

4. Palya戦略

Palya — ルールベースのシグナル

Palyaはルールベースのロング/ショートのシグナル列に沿って売買します。各シグナルは、Enlikoの他の戦略とまったく同じ処理を通ります。リスク%からのロット計算、設定した損切りと利確、さらに任意で建値(ブレイクイーブン)移動、分割利確、ATRトレーリングが加わります。PalyaはBasicを含むすべてのプランに含まれており、Basicではデフォルト設定で稼働します。

他のシグナル戦略と同じく、Palyaにも連敗はあります。まずデモトレードで動かし、数回の勝ちではなく、ドローダウンと十分な数のトレードで判断してください。

5. AIBoll戦略

AIBoll — ボリンジャーバンドのシグナル

リスク水準
中
得意な相場
すべて
シグナル頻度
中
主な時間足
15m〜4h

ボリンジャーバンドのシグナルの上に組み立てられた、ルールベースの戦略です。名前に反して、AIも機械学習も一切使っていません。損切り、利確、ロットはあなたの設定から決まります。

戦略の比較

リスクと頻度は定性的な説明であり、計測された実績ではありません。

戦略相場タイプリスクシグナル頻度向いている場面
OIトレンド中低〜中BTC・ETHのブレイクアウト
RSI+BBレンジ低〜中中横ばいのもみ合い
Fibonacciトレンド中低ブレイク後の押し目・戻り
Palyaシグナル主導リスク設定次第変動全プランに含まれる
AIBollすべて中中ボリンジャーバンドのセットアップ
勝率だけで収益性は決まりません。勝率45%でもリスクリワード比が3:1の戦略は、勝率65%でR:Rが1:1の戦略を上回ります。勝率ではなく、常に期待値で評価してください。

Bybitで自動売買を始める手順

Bybitで戦略を動かすまでの、最も安全な進め方は次のとおりです。

  1. まずBybitのデモトレードから始める。 Bybitのアカウントをデモトレードに切り替え、そこでAPIキーを作成します。2〜4週間動かし、金銭的リスクなしに実勢価格での挙動を確認します。
  2. 過去データでバックテストする。 バックテストツールで、直近6〜12か月の成績を確認します。利益だけでなく、最大ドローダウンを見てください。
  3. 本番は小さく始める。 Bybitのメインネットに移すときは、成立可能な最小ロットから始めます。最初の1か月も検証期間だと考えてください。
  4. ドローダウン-15%で必ず止める。 口座残高がピークから15%下がったら戦略を停止し、見直します。自動売買を放置したまま資金を溶かさせないでください。

最も効いてくるリスク管理の設定

どの戦略を選ぶにせよ、生き残れるかどうかに最も影響するのは次のパラメータです。

14日間、これらの戦略を無料で試す

トライアルにはデモモードの7つの戦略すべて(Bybitのデモトレードを含む)と、バックテスターが含まれます。支払い情報の入力は不要です。

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よくある質問

Bybitの初心者にはどの戦略が向いていますか?

RSI+BBは出発点として良い選択です。シグナルの条件が明確で頻度も中程度、理屈も理解しやすいからです。小さいロット(2〜3%)から始め、最低2週間はデモモードで動かしてください。

これらの戦略をBybitのデモトレードで動かせますか?

はい。Bybitのデモトレードは実勢価格と仮想資金を使い、Enlikoは全プランでこれに対応しています。実資金を危険にさらす前に戦略を検証する、最良の方法です。

複数の戦略を同時に動かせますか?

はい。ただしロットサイズには注意してください。1トレードあたり口座の5%を使う戦略を3つ動かしていれば、相場が荒れた局面で資金の45%が重なり合った建玉に入ってしまうこともあります。合計のエクスポージャーを管理してください。